代表メッセージ・略歴

代表メッセージ

はじめまして。望月優輝と申します。様々な課題に対して、しっかりと理解した上で、しっかりと考え、さらに技術を組み合わせて解決に導くプロセスに、心からの楽しみを感じます。

これまで、様々なプロジェクトを推進してきました。その中で共通して感じるのは、技術単体では、成し遂げられることの大きさに制限があり、技術とビジネス上の課題の接点を見つけ出すための深い思考が非常に重要であるということです。深く深く考えることが、複雑な課題をシンプルかつ実用的な形で解決するための不可欠な要素だと思います。

しかしながら、現実には、このようなプロセスを実行できる技術とビジネスの両方を俯瞰できる人材が一部の場所に偏り、また、全体として不足していて、それが律速になる現場が多いのも事実です。そのような状況を多く見てきて、私のようなタイプの人間が、ちょっとずつでも様々なお困りごとに関与できると、その隙間を埋めることができるのではないかと思うに至り、広く技術支援の取り組みを始めました。

加えて、私は「単独でできること以上の価値を生み出すこと」に強い関心を持っています。技術者としてのキャリアを通じて、自分一人で完結する仕事だけでなく、他者と協力し、信頼関係を築くことで、より大きなインパクトを生み出せることを学んできました。そのため、単なる技術支援にとどまらず、チームや組織の成長を促しながら、共に歩む姿勢を大切にしています。時に見守り、適切なタイミングで適切なアプローチを取ることで、効果を最大化し、また、周囲の自発的な成長も促せるのではないかと思っています。

法人化は最近のことではありますが、個人事業主としての活動を含めると10年間、課題に深く入り込み、時に泥臭く実行する姿勢を、民間企業、大学・研究機関、政府機関など、幅広いお客様に評価いただいております。

今後も、柔軟な発想と徹底した実行力を武器に、技術を駆使してお客様のビジネス価値を最大化し、ともに未来を切り拓くパートナーとして歩んでまいる所存です。

デジタルリアクタ合同会社 代表
望月優輝


略歴

機械学習・統計、数値計算などの領域を軸としたソフトウェアエンジニアリングを専門としています。スタートアップからグローバル企業まで、さまざまなスケールの企業にて、事業価値に直結する計算システムを設計・構築してきました。主に機械学習の応用分野において、出版・発表、特許取得等の実績があり、また、IT戦略やデータベース技術等の情報処理に関する専門領域の国家資格を複数保有しています。九州大学理学部卒業。日本ITストラテジスト協会正会員。

出版物等

  • 2024.03 超音波による非破壊検査・材料評価技術の進展 – Advances in Nondestructive Testing and Materials Evaluation Technologies Using Ultrasonic Waves 共著 シーエムシー出版 [詳細]
  • 2023.03 In-situ X 線 CT 機械試験観察システムにおける試験技術の検討・開発および CAE 解析技術との連携島津評論 Vol.79 181~200 [詳細]
  • 2022.08 第33回臨床神経生理研究会(九州) – 教育講演 – 機械学習と医学研究・医療 / 統計学との違いと活用方法
  • 2022.05 日本顕微鏡学会 第78回学術講演会 – 口頭発表 – 3D SEM画像セグメンテーションにおける2D/3D UNet深層学習モデルの比較 – Comparison of 3D / 2D UNet deep learning models for 3D SEM image segmentation
  • 2021.06 日本顕微鏡学会 第77回学術講演会 – 口頭発表 – 電子顕微鏡画像の2次元画像解析における重なりを持つ球形粒子の検出と特徴測定 – 2D Image Processing Algorithm for Detecting and Measuring Overlapping Spherical Particles in Electron Microscopy
  • 2020.04 Ishii N, Mochizuki Y, Shiomi K, Nakazato M, Mochizuki H. Spiral drawing: Quantitative analysis and artificial-intelligence-based diagnosis using a smartphone. J Neurol Sci. 15;411:116723. [PubMed]
  • 2020.04 上記、特許出願と論文をもとにした、画像処理による神経疾患診断支援のためのスマートフォンアプリが、Google Play(Android)とApp Store(iOS)で公開 [詳細]
  • 2019.11 特許出願2019-137406 診断支援システム及びプログラム (特許第7264468号)
  • 2018.06 Matsuzawa K, Himoto T, Mochizuki Y, Ikenouchi J. α-Catenin Controls the Anisotropy of Force Distribution at Cell-Cell Junctions during Collective Cell Migration. Cell Rep. 19;23(12):3447-3456. [PubMed]
  • 2018.03 日本生態学会第65回全国大会 (札幌) – 講演 – 自由集会W01 – 機械学習,深層学習を中心に 画像認識・分類技術の生態学への応用と課題 – 認識技術の生態学への適用
  • 2016.05 Aoki K, Maeda F, Nagasako T, Mochizuki Y, Uchida S, Ikenouchi J. A RhoA and Rnd3 cycle regulates actin reassembly during membrane blebbing. Proc Natl Acad Sci USA. 2016;113(13):E1863-71. [PubMed]
  • 2015.08 九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター チャレンジ&クリエイション(C&C)2015に採択 テーマ:インタラクティブな数理生物シミュレーションの開発
  • 2014.05 Intel ISEF @ Los Angeles – Development of a Mathematical Model to Assess Territory Establishment by the Fiddler Crab, Uca lactea, Based on Tracking Walking Trajectories.
  • 2013.09 高校生科学技術チャレンジ(JSEC) 「ハクセンシオマネキの歩行の数理モデル化」 グランドアワード(科学技術振興機構賞)

資格・表彰等

  • 2024.12 システム監査技術者試験合格(国家試験)
  • 2024.07 ITストラテジスト試験合格(国家試験)
  • 2022.12 データベース スペシャリスト試験合格(国家試験)
  • 2021.01 応用情報技術者試験 合格(国家試験)
  • 2017.11 九州大学理学部学業優秀者表彰
  • 2014.05 宮崎県学生栄誉賞